https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
脊椎の寸法的特徴
脊柱管の解剖学的測定値
脊椎の重量分布
RK204(胸部脊柱レントゲン写真:腹背照射)、205(腰部脊柱レントゲン写真:腹背照射)
RK206(第12胸椎と各腰椎:左側面図)、207(胸部脊柱:左側面図)
RK208(脊柱(第1尾椎まで)後方からの視点)、209(脊柱(第1尾椎まで)左側面)、210(脊柱(第1尾椎まで)前方からの視点)
脊椎の椎体の高さは、第3頚椎から第5腰椎にかけて14mmから29mmへと増加する。同様に、矢状径は14mmから35mmへ、横径は21mmから55mmへと拡大する(Henle)。胸椎の椎体は、その前面が後面よりも平均2mm低い特徴を持つ。
脊柱管の径: | 脊柱管の横断面積: | ||
---|---|---|---|
頚部の前後径 | 14mm | 第2頚椎 | 3.8cm² |
胸部と腰部の前後径 | 16mm | 第7頚椎 | 2.9cm² |
頚椎の横径 | 20mm | 胸部脊柱中央 | 2.3cm² |
その他の脊椎の横径 | 16mm | 第5腰椎 | 3.2cm² |
第3仙椎 | 0.8cm² |
新鮮な骨格における脊椎の重量は以下の通りである:
頚椎7個の総重量は144g(第7頚椎28g、第3頚椎16g)、胸椎12個の総重量は623g(第12胸椎84g、第2・第3胸椎各34g)、腰椎5個の総重量は526g(第3腰椎112g、第5腰椎100g)となり、平均重量は54gである(Dursy)。
[図204] 20歳男性の胸部脊柱レントゲン写真:腹背照射(6/11)
[図205] 18歳6か月女性の腰部脊柱レントゲン写真:腹背照射(6/11)
[図206] 第12胸椎と各腰椎:左側面図(5/9)
(H. Virchowが自然な位置関係と湾曲を維持して組み立てた標本)
[図207] 胸部脊柱:左側面図(5/9)(同上)