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片山正輝
目次(V. 神経系)

主要な長い枝の概要
- 腸骨下腹神経は腰方形筋前面を通過して腹壁の筋肉に分布し、外側皮枝と前皮枝がある
- 腸骨鼡径神経は精索に達し、外側枝と内側枝に分かれて鼡径部と陰部の皮膚に分布する
- 陰部大腿神経は陰部枝と大腿枝に分かれ、それぞれ陰部と大腿前面の皮膚を支配する
大きな神経枝
- 腓側大腿皮神経は大腿外側部の皮膚に分布し、膝外側部まで達する
- 大腿神経は最も太い枝の一つで、大腿前面の筋肉を支配するとともに皮膚感覚も担う
- 伏在神経は大腿神経の最長枝であり、下腿内側の皮膚から足の内側縁まで分布する
- 閉鎖神経は内転筋群を支配し、浅枝と深枝となって分布する
1. 腸骨下腹神経 N. iliohypogastricus
2. 腸骨鼡径神経 N. ilioinguinalis
3. 陰部大腿神経 N. genitofemoralis
4. 腓側大腿皮神経 N. cutaneus femoris fibdlaris
5. 大腿神経 N. femoralis
6. 閉鎖神経 N. obturatorius