https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html

目次(I.骨格系)

funalogo.gif


基本構造

主要な骨の構成

自由下肢は、外形と骨格の両面で自由上肢の対応部分と相同構造を持つ。ただし、下肢では軸が回旋し、下腿で脛骨、足では母趾側が内側に位置するよう固定されている。そのため、内側・外側の関係は基準位の上肢とは逆になる。

大腿部には大腿骨(Femur)1本があり、その下端前方に膝関節を構成する膝蓋骨(Patella)が位置する。下腿部は内側の脛骨(Tibia)と外側の腓骨(Fibula)から成る。足部には多数の足根骨(Ossa tarsi)、中足骨(Ossa metatarsalia)、趾骨(Ossa digitorum pedis)が存在する。

1. 大腿骨 Os femoris = Femur, Schenkelbein

2. 膝蓋骨 Patella, Kniescheibe

3. 脛骨 Tibia, Schienbein

4. 腓骨 Fibula, Wadenbein

足の骨 Ossapedis

足根骨 Ossa tarsi, Fußwurzelknochen

中足骨 Ossa metatarsi, Mittelfußknochen

足の指骨 Ossa digitorum pedis