0620 (門脈の分岐:腹面図)

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J0620 (門脈の分岐:腹面図)

(横行結腸と小腸は部分的に取り除かれ、肝臓は引き上げられています。)

この解剖図は「門脈の分岐:腹面図」を示しています。この図では横行結腸と小腸が部分的に取り除かれ、肝臓が引き上げられた状態で、腹部の門脈系の血管構造が詳細に描かれています。

主な構造物として:

また消化管の様々な部分(胃(16)、十二指腸(08)、回腸(12)、上行結腸(10)、下行結腸(26)、S状結腸(29)など)と、それらに関連する静脈(右胃大網静脈(05)、膵十二指腸静脈(06)、回結腸静脈(11)、左結腸静脈(23)など)が示されています。

この図は肝門脈系の全体像を示し、消化管からの血液が肝臓へ流入する経路を理解するのに役立ちます。

アノテーション

01

A05_0494(総胆管;胆管)Common bile duct→Ductus choledochus; Ductus biliaris【総胆管;胆管】Bile duct; Common bile duct (A05_8_02_013)

02

A10_0029(肝十二指腸間膜;肝十二指腸部(小網の))Hepatoduodenal ligament →Ligamentum hepatoduodenale; Pars hepatoduodenalis【肝十二指腸間膜;肝十二指腸部(小網の)】Hepatoduodenal ligament (A10_1_02_105)