J0544 (胎児（8ヶ月）の心臓の右心房：右方からの図)

（心房の壁の一部が取り除かれています。拡大率：2：1）

この画像は、胎児（8ヶ月）の心臓の右心房を右方から見た図です。心房の壁の一部が取り除かれており、拡大率は2:1となっています。

主要な構造は、以下の通りです：

上部には、上行大動脈、肺動脈幹、上大静脈が位置しています。
右心房内には、重要な構造として：
- 洞房結節（心臓の自動能の中枢）
- 卵円窩と卵円孔弁（胎児期に左右心房間の血液通過に重要）
- 下大静脈と下大静脈弁
- 右心耳が観察できます。
下部には、右心室、動脈円錐（右心室の流出路）、右房室口（三尖弁口）が位置しています。

この図は、胎児期特有の循環系の特徴を示しており、特に卵円孔とその弁は、出生後に閉鎖する構造として重要です。

A12_0050（心臓）Heart→Cor【心臓】Heart (A12_1_00_001)

A12_0215（上行大動脈）Ascending aorta →Pars ascendens aortae; Aorta ascendens【上行大動脈；大動脈上行部】Ascending aorta (A12_2_03_001)