上行大動脈
上行大動脈は以下のような特徴を持つ大動脈の一部です:
- 大動脈の心膜に覆われた部分です。
- 大動脈口から腕頭動脈が出るまでの部分を指します。
- 左心室から出て、約5cmの距離を進み、大動脈弓に到達します。
- 基部の内腔が膨らんで大動脈洞(バルサルバ洞)を形成し、ここから左右の冠状動脈が分岐します。
- 肺動脈幹の後ろを上っていきます。
上行大動脈は、心臓から体全体に血液を送り出す大動脈系統の最初の部分として重要な役割を果たしています。
J0556 (大動脈弓とその枝:左前方からの図)
J0634 (腹部およびやや左側からの分娩後の胎児の血液循環を示す図)
J0634 (腹部およびやや左側からの分娩後の胎児の血液循環を示す図)