上行大動脈
上行大動脈は以下のような特徴を持つ大動脈の一部です:
- 大動脈の心膜に覆われた部分です。
- 大動脈口から腕頭動脈が出るまでの部分を指します。
- 左心室から出て、約5cmの距離を進み、大動脈弓に到達します。
- 基部の内腔が膨らんで大動脈洞(バルサルバ洞)を形成し、ここから左右の冠状動脈が分岐します。
- 肺動脈幹の後ろを上っていきます。
上行大動脈は、心臓から体全体に血液を送り出す大動脈系統の最初の部分として重要な役割を果たしています。
J0530 (心臓の拡張時、胸肋面の腹頭図)
J0532 (最大に収縮した心筋の浅層:腹頭図)
J0541 (拡張期の心臓:おおよそ横隔面に平行な図)
J0543 (大きく広がった成人の右心房:右側からの図)
J0544 (胎児(8ヶ月)の心臓の右心房:右方からの図)
J0545 (強く拡大した心臓の右心室:右側と上方からの図)