(RK400(**隣接する脊椎間および脊椎と肋骨間の靱帯:**後面)、RK401(第9肋骨と第8および第9胸椎の関節結合) 、RK402(胸骨の関節結合)、403(第8肋骨と第7・第8胸椎との関節結合)、RK404(脊柱と肋骨を結ぶ靱帯)、RK408(鎖骨・胸骨・第1肋骨間の靱帯:前面) )
肋骨の結合は肋椎関節Articuli costovertebralesと胸肋連結Juncturae sternocostalesに大別される。肋椎関節は以下の2つから成る:a) 肋骨小頭関節Articuli capitulorum(椎体との結合)、b) 肋横突関節Articuli costotransversarii(横突起との結合)。一方、胸肋連結は胸骨との結合を指す。
これらに加え、各肋硬骨とその付属肋軟骨間の結合、および第5~第9肋軟骨相互間の結合(肋軟骨間結合Articuli intercartilaginei)も存在する。
[図400] **隣接する脊椎間および脊椎と肋骨間の靱帯:**後面(7/10)、第8~第12胸椎と第8~12肋骨。
[図401] 第9肋骨と第8および第9胸椎の関節結合(11/12)、上方からの視点。
[図402] 胸骨の関節結合
[図403]第8肋骨と第7・第8胸椎との関節結合(11/12)上方からの視点
[図404]脊柱と肋骨を結ぶ靱帯(7/10)前外側からの視点。図400と同一標本。
1. 肋骨小頭関節 Articuli capitulorum(肋骨頭関節 Articulatio capitis costae)
2. 肋横突関節 Articuli costotransversarii
3. 胸肋連結 Juncturae sternocostales
4. 肋軟骨間関節 Articuli intercartilaginei
5. 肋硬骨と肋軟骨の不動結合 Synarthroses costochondrales (Fick)