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片山正輝
目次(V. 神経系) 、II. 脳 Encephalon, Gehirn

A14_0221(橋)Pons△
A14_0390(橋)Pons△
基本構造と位置
- 橋は脳幹に位置し、延髄と中脳を接続する哺乳類特有の器官であり、ヒトにおいて最も発達している。
- 腹側面は横橋線維で覆われており、中小脳脚を形成して小脳と連結している。
解剖学的特徴
- 橋被蓋には三叉神経核、顔面神経核、内耳神経核が存在し、聴覚路を形成している。
- 橋底部には横橋線維、橋縦束、橋核が存在し、大脳皮質からの下行神経線維と連絡している。
寸法と位置関係
- 橋の腹側面は長さ20~30mm、幅30~36mm、厚さ約25mmである。
- 骨格との関係では、斜台の上部に位置し、鞍背の上縁まで達している。
機能的役割
- 呼吸、睡眠、顔の動きなど、多様な生理機能の制御を担う重要な中継器官である。

図409(脳底)

図410(脳の正中断面の一部を拡大したもの)

図417(脳底の図)

図420(脳幹と脳神経を示す図)

図422(脳幹、四丘体付近、菱形窩)
(Spalteholz)

J0832 (右脳:成人脳の正中断面を左側からの模式図)

J0833 (脳幹:脳の正中断面を左側からの図)

J0834 (脳の底部:下方からの図)

J0835 (脳幹:右方からの図)

J0840 (後脳および延髄:左外側からの図)

J0843 (脳:下前方からの図)

J0861 (図863-871で示された切断方向を示す、成人の脳幹を後ろから右側からの図)

J0866 (蝸牛神経が入る部位を通る脳幹の断面)

J0867 (顔面神経核、外転神経核を通る脳幹の断面)

J0868 (三叉神経を通る脳幹の断面)

J0869 (上髄帆と橋中央部を通る脳幹の断面)

J0870 (下丘と滑車神経核を通る脳幹の断面)