https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
中脳(四丘脳)は脳の5つの主要部分の中で最小である。背側から見ると、中脳は四丘板の下縁から松果体(Corpus pineale)の茎部まで及び(図428(中脳、間脳および尾状核の上方からの図) )、腹側では橋の上縁から乳頭体までの領域を占める。
A. 延髄 Medulla oblongata, verlängertes Mark
B. 後脳 Metencephalon, Hinterhirn
C.中脳 Mesencephalon, Mittelhirn
D.間脳Diencephalon, Zwischenhirn
中脳は4つの部分に区分できる(図419(中脳の横断面) ):
中脳の中央を縦走する管状構造、中脳水道(Aquaeductus mesencephali)が貫通している。
[図418]第三脳室、大脳基底核と脳幹の一部、四丘体、小脳の上面
脳梁膨大を正中面で切断し、大脳半球の後頭葉および側頭葉を除去した(除去した部分は図423に示す)。また、第三脳室脈絡組織も取り除いている。
[図419]中脳の横断面(5/4倍)
[図420]脳幹と脳神経を示す図。
島および前頭葉の一部を残し、外側下方から観察している。
3. 四丘板Lamina quadrigemina(視蓋Tectum opticum), Vierhügelplatte