内側膝状体 Corpus geniculatum mediale
脳の断面(模式図を含む)

MRI_06にほぼ対応する外眼角耳孔面に水平な断面

aに対応する上丘を通る断面の模式図

J0568 (右側の中大脳動脈と脈絡膜動脈、尾側図)

J0835 (脳幹:右方からの図)

J0842 (四丘体および周辺:後上方からの図)

J0850 (大脳底面:下方からの図)


J0871 (動眼神経の高さを通る脳幹の断面)

J0886 (脳の前交連を通る水平断:上方からの断面図)

J0890 (運動および感覚の主要な末梢神経の原核は、透明に描かれた脳幹に模式的に記入されている:後方からの図)
解剖学的位置と構造
- 視床尾側腹面に位置し、外側膝状体の内側、大脳脚の背側に存在する (Winer, 1984)。
- 内側部、背側部、腹側部の3つの主要部分から構成される (Jones, 2007)。
機能的特徴
- 聴覚の中継核として機能し、聴放線を形成する (Malmierca and Hackett, 2010)。
- 腹側核は、音の高低に対応した層板構造を持つ (Morest, 1964)。
- 下丘からの入力を受け、一次聴覚野(ブロードマン41野、42野)へと情報を伝達する (Winer et al., 2005)。
臨床的重要性
- 損傷により、聴覚情報の処理障害が生じる可能性がある (Rauschecker, 2018)。
- 両側性の損傷では、重度の聴覚障害を引き起こす可能性がある (von Kriegstein et al., 2008)。
関連する神経回路
- 下丘からの入力を受け取る求心性線維を含む (Lee and Sherman, 2011)。
- 内側膝状体から大脳皮質聴覚野への遠心性線維(聴放線)を送る (Anderson and Linden, 2011)。
- 聴覚系の第三次ニューロンの細胞体が存在する (Bartlett, 2013)。
発生学的特徴
- 間脳由来の核であり、視床の一部として発生する (Nakagawa and O'Leary, 2001)。
- 胎生期に視床の尾側部から分化・発達する (López-Bendito and Molnár, 2003)。