腰方形筋
腰方形筋は、以下のような特徴を持つ重要な筋肉です:
- 形状:長方形の筋肉で、腰腱膜の前に位置します。
- 起始:
- 停止:
- 腸骨稜
- 腸腰靭帯
- 最下位肋骨の下縁
- 上位4つの腰椎横突起
- 機能:
- 最下位肋骨を下方に引く
- 体幹の屈曲を補助する
- 片側のみ収縮した場合、脊柱の側屈を行う
- 神経支配:肋下神経と第1〜3腰神経(特にL1、L2は筋全体の2/3を支配)
- 血液供給:腸腰動脈の腰枝
腰方形筋は、体幹の安定性と動きに重要な役割を果たしています。ただし、呼吸運動への関与については議論の余地があります。
J0217 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す内側からの図)
J0433 (横隔膜:腹腔からの図)
J0434 (横隔膜:腰部、腹腔からの図)
J0452 (腰部の筋:横断図)
J0490 (腰部の筋:腹側図)