腹直筋鞘
腹直筋鞘は、腹直筋を包む腱膜構造です。その主な特徴は以下の通りです:
- 構成:外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋の腱膜が癒合して形成されます。
- 前葉:外腹斜筋の腱膜と内腹斜筋腱膜の一部で構成されます。
- 後葉:上部では内腹斜筋と腹横筋の腱膜で構成されますが、下部では欠如しています。
- 弓状線:後葉が欠如し始める境界線で、臍輪から4〜6cm下方に位置します(個人差あり)。
腹直筋鞘は、腹部の筋肉構造を支持し、腹直筋を保護する重要な役割を果たしています。
J0427 (広頚筋を除去した後の右胸部の筋:腹側図)
J0435 (腹筋:右側前方からの図)
J0436 (腹筋、正面からの図)
J0437 (錐体筋:腹面図)
J0438 (腹筋(第2層):腹面図)
J0439 (右の内腹斜筋の腱が腹直筋鞘に移行する図)