0783 (開かれた陰嚢:前方からの図)

J0783 (開かれた陰嚢:前方からの図)
(両側では皮膚と肉様膜が除去され、右側ではさらに精巣挙筋膜 (クーパー筋膜)腹浅筋膜腹浅筋膜が除去されています。陰茎は横に切断されています。)
この画像は「開かれた陰嚢:前方からの図」を示しています。陰嚢の解剖学的構造が詳細に描かれており、以下の特徴があります:
両側の陰嚢では皮膚と肉様膜が除去されており、右側ではさらに精巣挙筋膜(クーパー筋膜)と腹浅筋膜が除去されています。また、陰茎は横に切断されて表示されています。
図中には以下の主要な解剖学的構造が標識されています:
- 浅鼡径輪(01)
- 精巣挙筋(02):精巣を持ち上げる筋肉
- 陰茎提靱帯(03):陰茎を支える靱帯
- 内精筋膜(04):精巣と精索を包む膜
- 陰嚢中隔(05):左右の陰嚢を分ける中隔
- 精巣挙筋膜(06):精巣挙筋を覆う膜
- 肉様膜(07):陰嚢の浅筋膜
- 陰嚢皮膚(08)
- 腹直筋鞘(09):腹直筋を包む鞘
- 会陰筋膜(10)
- 陰茎背(11):陰茎の背側部分
- 陰茎海綿体(12):勃起時に血液で満たされる組織
- 尿道海綿体(13):尿道を取り囲む海綿体組織