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目次（IV. 内臓学）

喉頭には、頸部の筋と咽頭筋の項ですでに記述した外部からの諸筋に加え、喉頭固有の筋がいくつか存在する。これらの筋は喉頭の軟骨間に張り巡らされている。

喉頭筋は喉頭に位置する筋肉群を指します。その主な特徴は以下の通りです：

• すべて横紋筋で構成されています。
• 主な喉頭筋には以下のものがあります：
  • 披裂喉頭蓋筋
  • 輪状甲状筋
  • 後輪状披裂筋
  • 外側輪状披裂筋
  • 声帯筋
  • 甲状喉頭蓋筋
  • 甲状披裂筋
  • 斜披裂筋
  • 横披裂筋

これらの筋肉は発声や嚥下など、喉頭の重要な機能を担っています。例えば：

• 輪状甲状筋は声帯を緊張させます。
• 後輪状披裂筋は声門を広げます。
• 甲状喉頭蓋筋は喉頭蓋の開閉を制御し、嚥下時に食物が気管に入るのを防ぎます。

これらの筋肉が協調して働くことで、呼吸、発声、嚥下といった喉頭の複雑な機能が可能となります。

1. 輪状甲状筋 M. cricothyreoideus

2. 後輪状披裂筋 M. cricoarytaenoideus dorsalis

3. 披裂筋 M. arytaenoideus

4. 外側輪状披裂筋 M. cricoarytaenoideus lateralis

5. 甲状披裂筋 M. thyreoarytaenoideus

6. 甲状喉頭蓋筋 M. thyreoepiglotticus

喉頭筋の作用と神経支配 Wirkung und Innervation der Kehlkopfmuskeln