視床枕
視床枕は以下のような特徴を持つ脳の構造です:
- 視床の後部と背外側を形成する大きな灰白質の塊です
- 尾方には内側膝状体と外側膝状体があり、中脳の背外側面の上に広がっています
- 細胞学的には均一で、位置関係に基づいて細分化されます
- 主に明るく染まった中程度の大きさの多極性細胞で構成されています
- 視覚情報の処理に重要な役割を果たしています:
- 下部は上丘の浅層からの視覚投射を受けます
- 下部と外側部は後頭葉の皮質(特に視覚野)と相互に連絡しています
- 一次視覚野への投射は、膝状体外視覚神経路の最後の連絡部を形成します
視床枕は視覚情報の統合と処理において重要な役割を果たす脳の構造であり、視覚系の高次機能に関与していると考えられています。
J0835 (脳幹:右方からの図)
J0842 (四丘体および周辺:後上方からの図)
J0861 (図863-871で示された切断方向を示す、成人の脳幹を後ろから右側からの図)
J0871 (動眼神経の高さを通る脳幹の断面)
J0890 (運動および感覚の主要な末梢神経の原核は、透明に描かれた脳幹に模式的に記入されている:後方からの図)