短母趾伸筋

短母趾伸筋は、以下のような特徴を持つ筋肉です:

位置と起始・停止:

解剖学的特徴:

機能:

神経支配:

走行:

解剖学的変異:

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J0274 (右足の骨:足の筋の起こる所と着く所を示す背面図)

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J0275 (右足の骨:足筋の起こる所と着く所を示す足底側の図)

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J0520 (右足背の表層筋)

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J0521 (右足背の第二層の筋)

日本人のからだ(堀口正治 2000)によると

足の筋は足背の筋と足底の筋に分けられます。足背の筋(図63)は、足根骨から起こり指の骨に至る短い筋で、下腿伸筋の停止腱に覆われています。

足背の筋は主に、足の背側骨間筋と短母指伸筋を指します。足の背側骨間筋は各々2頭を持ち、全ての中足骨対向面および長足底靭帯から起こります。これらの筋の収縮により、第2趾を中心に各趾が外転し、第2〜4趾における中足趾節関節の屈曲と趾節間関節の伸展が可能となります。短母指伸筋は踵骨前部の背面から起始し、母指基節骨底に停止します。