腸骨筋
腸骨筋は、以下のような特徴を持つ重要な筋肉です:
- 位置:腸骨稜の下方に位置し、腸骨筋膜に包まれています。
- 起始:腸骨窩のほぼ下前腸骨棘の高さまでの領域。
- 走行:下内側方向に走行します。
- 停止:大腰筋と合流し、鼠径靭帯の下の筋裂孔を通過。股関節の前面を経て、大腿骨小転子に停止します。
- 機能:大腿の屈曲と内旋を補助します。
- 神経支配:腰神経叢により支配されます。
腸骨筋は腸腰筋の一部を構成し、大腰筋と協調して働くことで、下肢の動きと姿勢の維持に重要な役割を果たしています。
J0217 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す内側からの図)
J0433 (横隔膜:腹腔からの図)
J0490 (腰部の筋:腹側図)
J0491 (右の鼡径部の筋膜:腹側からの図)
J0496 (右大腿の筋:腹側からの図)