手の関節

手の関節とは、手首の手根骨、中手骨、指の節骨の間にある全ての関節を総称したもので、橈骨手根関節も含まれます。ドイツ語では手関節というと、通常は橈骨手根関節と手根中央関節を指し、前者をproximales handgelenk、後者をdistales Handgelenkと呼びます。一方、英語ではwrist jointというと、橈骨手根関節のみを指します。手の関節には、手首の関節(橈骨手根関節、手根間関節、手根中央関節、豆状骨関節)、中手の関節(手根中手関節、母指の手根中手関節、中手間関節)、指の関節(中手指節関節、手の指節間関節)が含まれています。

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J0320 (右手の関節、手根を回外位とし、掌側からの図)

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J0321 (右手の関節:手根を回外位とし、手の甲からの図)

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J0322 (右手の関節:手根を回外位とし、手の甲に平行に切断して関節腔を示した図)

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J0323 (右手の第二から第五の指の中手骨と最初の関節、およびそれらの靭帯、掌側からの図)

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J0324 (右手の第3指の中手骨と関節、および靭帯、橈骨側からの図)