顔面神経管
顔面神経管は以下の特徴を持つ解剖学的構造です:
- 内耳孔から始まり、茎乳突孔で終わる管です
- 顔面神経の通路として機能します
- その経路は:
- 内耳道底の顔面神経野から始まり
- 蝸牛の外側に沿って前外方に進み
- 顔面神経管膝で直角に曲がり
- 鼓室壁の前庭窓の上を通って外後方に進み
- 最後に弓状に曲がって茎乳突孔に開口します
- 途中で大錐体神経を分枝します
- 別名「フォロッピオ管」とも呼ばれ、イタリアの解剖学者Gabriele Fallopioにちなんで名付けられました
J0030 (右の側頭骨:切断、外側部を削り取って鼓室とその周囲を示す図)
J0031 (7-8歳の右側頭骨:外側から少し下方から図)