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目次(III. 脈管系)脈管系の図譜

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基本構造

分岐と走行

変異

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RK687(右上肢(屈側)の皮静脈)

これは前腕の下端で1つの静脈網から始まり、前腕正中皮静脈と呼ばれる。前腕正中皮静脈は橈側皮静脈と尺側皮静脈の間を肘窩に向かって上行し、そこで2本に分岐する。分岐後は尺側正中皮静脈 V. mediana basilicaと橈側正中皮静脈 V. mediana cephalicaとなり、これらは互いに離れながら近位方向へ進む。これらの静脈は橈側皮静脈または尺側皮静脈に合流するか、肘窩の浅層を斜走する肘正中皮静脈 V. mediana cubitiへ開口する。肘正中皮静脈は橈側皮静脈から分岐し、内側上方へ向かって尺側皮静脈へと走行する。また、前腕深層の静脈との交通路として深正中静脈 V. mediana profundaが存在する。

**変異:**稀に橈側皮静脈は浅層枝と深層枝の2本に分岐し、浅層枝は鎖骨上を通って鎖骨下静脈へ流入し、深層枝は鎖骨下で腋窩静脈へ開口する。

A12_1197(前腕正中皮静脈)Median antebrachial vein☆

A12_1199(尺側正中皮静脈)Basilic vein of forearm

A12_1198(橈側正中皮静脈)Cephalic vein of forearm

A12_1196(肘正中皮静脈)Median cubital vein☆