0903 (脳硬膜:右上方からの図)
図の概要
- 水平方向と矢状方向の切断により、右側の頭蓋骨の一部が取り除かれた脳硬膜の図である。
- 図には脳神経(動眼神経、滑車神経、三叉神経、外転神経、顔面神経、蝸牛神経など)と硬膜構造が示されている。
主要な硬膜構造
- 大脳鎌(falx cerebri)は前頭蓋窩から後方へ延びる硬膜のひだである。
- 小脳テント(tentorium cerebelli)は大脳と小脳を分ける硬膜の折り返し構造である。
- テント切痕(incisura tentorii)は小脳テントの前方部分の切れ込みである。
- 鞍隔膜(diaphragma sellae)はトルコ鞍上部にある硬膜の構造で、その中心に鞍隔膜孔がある。
解剖学的位置関係
- 図には前頭蓋窩、中頭蓋窩、後床突起などの頭蓋底の構造も示されている。

J0903 (脳硬膜:右上方からの図)
(水平方向と矢状方向の切断により、右側の頭蓋骨の一部が取り除かれました。)
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A14_0036(硬膜)Pachymeninx△ →Pachymeninx; Dura mater【硬膜】Pachymeninx; Dura mater (A14_1_01_002)
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A14_1475(動眼神経[脳神経III])Oculomotor nerve [III]△ →Nervus oculomotorius [III]【動眼神経[脳神経III]】Oculomotor nerve [III] (A14_2_01_007)