0881 (小脳の中央と延髄を横断する断面)

J0881 (小脳の中央と延髄を横断する断面)
大体として索状体の照射の方向にあります(P. Flechsigの標本に基づいて)。拡大率は4:1(固定)です。白色物質は黒で表現され、灰色物質は明るく見えます。運動核は赤く、感覚は青く、音響は黄色く着色されています。
概要と目的
- 本図は、小脳中央部と延髄の横断面を4:1で拡大して示したもので、P. Flechsigの標本に基づいている。
- 白質は黒色、灰白質は明色で表現され、運動核は赤色、感覚核は青色、聴覚核は黄色で区別されている。
主要な解剖学的構造
- 小脳核群(歯状核、球状核、栓状核、室頂核)を明瞭に示している。
- 前庭神経系の主要核(前庭神経上核、内側核、外側核)の配置を表している。
- 顔面神経核とその神経根の走行を明示している。
- 延髄の重要構造(三叉神経脊髄路核、内側縦束、下オリーブ複合体)を詳細に描写している。
臨床的意義
- 小脳と脳幹における複雑な神経回路の相互関係を理解するための重要な解剖学的断面図である。
アノテーション
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A14_0713(小脳虫部[第I-X小葉])Vermis of cerebellum [I-X] →Vermis cerebelli [I-X]【小脳虫部[第I-X小葉]】Vermis of cerebellum [I-X]; *Cerebellar vermis (A14_1_07_006)
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