小脳虫部
小脳虫部は以下の特徴を持つ小脳の重要な部分です:
- 小脳の正中部に位置する無対の構造
- 系統発生学的に古い部分
- 左右両側の前庭神経核群や橋、延髄の網様体に投射する
- 投射経路には小脳皮質前庭神経核線維と室頂核からのものがある
- 小脳虫部皮質のプルキンエ細胞の軸索は室頂核(内側核)に終止する
- 吻側部で小脳小舌となり上髄帆と癒着し、下縁(虫部小節)は左右の下髄帆の間に位置する
小脳虫部は平衡感覚や姿勢制御に重要な役割を果たしています。
J0839 (小脳:下前方からの図)
J0862 (図873-880で示された切断方向を示す、8〜9か月の人間の胎児の脳幹:後方およびやや右側からの図)
J0878 (三叉神経開口部(台形体)の高さ、8-9ヶ月胎児の脳幹の断面)
J0881 (小脳の中央と延髄を横断する断面)
J0882 (結合腕を通る脳と小脳を接続する斜め断面)