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片山正輝

目次(I.骨格系)

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頭蓋は頭蓋函と顔面部に区別される。頭蓋函は8個の骨—前頭骨、頭頂骨(2個)、後頭骨、蝶形骨、側頭骨(2個)、篩骨—で構成されている。最初の3つは扁平骨で、それぞれに緻密骨質でできた外板Lamina externaと内板Lamina internaがあり、両板の間に海綿質がある。頭蓋函のこの海綿質は特に板間層Diploeと呼ばれ(RK178(扁平骨)RK263(頭蓋の内側面) )、その中を板間管Canales diploiciという広い静脈管が通っている。頭蓋の外面を覆う骨膜は頭蓋骨膜Pericraniumと呼ばれる。後頭骨、蝶形骨、側頭骨、篩骨、前頭骨の一部は頭蓋底Basis cranii、Schädelbasisを形成する。

a) 頭蓋縫合と頭蓋軟骨結合 Schädelnähte und Schädelknorpelverbindungen

b) 縫合骨 Ossa suturarum, Nahtknochen

c) 頭蓋の外面 Die äußere Schädeloberfläche

d) 頭蓋の内面と頭蓋腔 Cavum cranii, Schädelhöhle