ツチ骨
ツチ骨(槌骨)は、中耳にある3つの耳小骨のうち最大のものです。その主な特徴は以下の通りです:
- 長さは約8-9mmあります
- 構造:
- ツチ骨頭(上部)
- ツチ骨頚(頭部の下)
- ツチ骨柄(主要な部分)
- 前突起(細長い)
- 外側突起(短い、柄の底部から出る)
- ツチ骨柄と外側突起は鼓膜に堅く付着しています
- ツチ骨頭はキヌタ骨体のサドル形の面と関節を形成します
- 鼓膜の振動を内耳に伝える役割を果たします
- 発生学的には、第1鰓弓の骨格に由来します
ツチ骨は、音の伝達において重要な役割を果たす中耳の構造の一部です。
J1034 (右の鼓膜とツチ骨、および鼓索神経:内側から後上方の図)
J1035 (右の鼓膜、ツチ骨とキヌタ骨:内側から後上方からの図)
J1036 (右のツチ骨:前面からの図)
J1037 (右のツチ骨:後方からの図)