長脚(キヌタ骨の)Crus longum incudis

解剖学的特徴

キヌタ骨の長脚は、耳小骨連鎖において音波エネルギーをツチ骨からアブミ骨へと伝達する重要な役割を担っています(Merchant and Rosowski, 2022)。この構造により、鼓膜からの振動は約22倍に増幅されて内耳へと効率的に伝えられます。

臨床的意義

キヌタ骨長脚は微細な構造ですが、聴覚機能において中心的な役割を果たしており、その異常は聴力に重大な影響を及ぼします(Møller, 2020)。中耳手術において、この構造の適切な評価と取り扱いは良好な聴力予後を得るために不可欠です。

参考文献

書籍

雑誌論文