縫工筋

縫工筋は、大腿前面の最も浅い層を上外側から下内側へ斜めに横切る長い帯状の筋肉です。主な特徴は以下の通りです:

縫工筋という名称は、仕立屋が脚を組む際の姿勢に由来します。解剖学的に重要な点として、この筋肉は大腿三角の境界の一部を形成します。大腿三角には大腿神経、大腿動脈、大腿静脈が存在し、これらの構造の位置関係を理解する上で縫工筋は重要な指標となります。

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J0215 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す外側からの図)

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J0217 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す内側からの図)

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J0249 (右の脛骨と腓骨、筋の起こる所および着く所:前方からの図)

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J0436 (腹筋、正面からの図)

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J0495 (右大腿の筋:腹側からの図)

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J0496 (右大腿の筋:腹側からの図)

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