大腿筋膜張筋
大腿筋膜張筋は以下の特徴を持つ筋です:
- 扁平で平行な線維構造を持ちます
- 起始:上前腸骨棘の外側部
- 停止:大腿筋膜に付着し、腸脛靭帯を形成して脛骨外側顆と腓骨頭に達します
- 位置:中殿筋と小殿筋の前外側に存在します
- 走行:下方に向かい、大転子の前方を通過して腸脛靭帯へと移行します
- 神経支配:上殿神経の終枝が中殿筋と小殿筋の間を通り、後方から支配します
この筋肉は大腿外側部に位置し、歩行や走行時に股関節と膝関節の安定性を保つ重要な役割を担います。
J0215 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す外側からの図)
J0495 (右大腿の筋:腹側からの図)
J0500 (右殿部の筋:外側からの図)
J0501 (右側の殿部の筋:外側からの図)
J0599 (右大腿深層部の動脈:前面からの図)