小指外転筋
小指外転筋は、手の小指球筋の一つで、以下のような特徴があります:
- 起始:豆状骨、豆鈎靭帯、屈筋支帯
- 停止:小指の基節骨底の尺側縁に付着し、指背腱膜に広がる。一部の筋線維は小指の伸筋腱膜にも織り込まれる
- 機能:小指の純粋な外転
- 神経支配:尺骨神経の深枝(C8とTh1)
解剖学的な特徴:
- 短小指屈筋と筋腹が頻繁に癒合する
- 両筋が起始から完全に癒合した場合、短小指屈筋の欠損例として報告されることがある
- 小指対立筋とは癒合せず、独立して存在する
この筋は小指球筋の一部であり、小指の動きと機能に重要な役割を果たしています。
J0205 (右の手骨:筋の起こる所と着く所を示す手掌側からの図)
J0473 (右前腕の筋(第2層):掌側図)
J0480 (右手の背面)
J0482 (右手掌の筋)