0484 (右の母指球の深筋)

J0484 (右の母指球の深筋)
(母指球、小指球、長い指の筋と表面の筋は取り除かれています。)
この図は「右の母指球の深筋」を掌側から示したもので、母指球・小指球の表層筋を取り除き、深層の筋や靱帯、腱を見せています。
全体像
- 手根管の屋根をつくる横手根靱帯(屈筋支帯)を起点に、母指球の深層筋(母指対立筋、短母指屈筋の深頭、母指内転筋)と、長母指屈筋腱が母指へ向かう様子を描いています。
図中の番号の要点
- 01 横手根靱帯(屈筋支帯):手根管の前壁。屈筋腱と正中神経を押さえる屋根。
01a 屈筋支帯(手の):同構造の名称強調。
- 02 母指対立筋:母指を手掌に向けて回し込み、つまみ動作の要となる筋。
- 03 短母指屈筋:母指MP関節を屈曲させる。浅頭と深頭があり、ここは筋腹の一部が見える層。
- 04 長母指屈筋(筋腹):前腕由来で手掌に入り、母指IP関節を強く屈曲。
- 05 短母指屈筋の深頭:深層に位置し、母指の把持力に寄与。
- 06 母指内転筋:母指を示指側へ引き寄せ、ピンチの安定性を高める。
- 07 長母指屈筋腱:腱鞘内を通って母指末節へ走行。
- 08 豆状骨:尺側手根の小骨で、小指球筋群や屈筋支帯の付着部。
- 09 小指外転筋:小指を尺側へ外転させる小指球の表層筋。
- 10 小指対立筋:小指を手掌側へ回し込み、母指との対向に関与。
- 11 掌側骨間筋:2本目以降の指を中指側へ内転。深層に並ぶ筋群。
- 12 背側骨間筋:指を外転させる筋群だが、掌側からも深層の筋腹が一部見える配置。