後十字靭帯

後十字靭帯(PCL)は、膝関節の重要な構造で、以下の特徴を持ちます:

後十字靭帯の主な機能は、脛骨上での大腿骨の前方変位を防ぐことです。特に膝関節屈曲時に、脛骨上端が後方へ倒れるのを防止します。

さらに、後十字靭帯の前線維は膝関節伸展時に弛緩し、屈曲時に緊張します。一方、後線維は伸展時に弛緩し、屈曲時に緊張するという特性を持ちます。

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J0247 (右の脛骨と腓骨:上方からの図)

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J0335 (右の膝関節と脛骨:上方からの図)

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J0337 (右の膝関節:前方からの図)

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J0338 (右膝関節:前方からの図)

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J0339 (右膝関節:後方からの図)