腸骨大腿靭帯
腸骨大腿靭帯は、股関節の前面と上面を補強する強力な三角形の靭帯です。以下がその主な特徴です:
- 起始:下前腸骨棘および寛骨臼上縁
- 停止:転子間線
- 形状:逆Y字形(中央部がやや弱い)
- 機能:
- 股関節の安定性を提供
- 上半身が股関節より後へ傾くのを防ぐ
- 直立のバランスを保つ(腸腰筋と共に)
- 特徴:人体で最も大きな靭帯の一つ
- 別名:V字靱帯、Y字靱帯(Y-shaped ligament)
この靭帯は股関節の安定性と姿勢の維持に重要な役割を果たしています。
J0003 (大人の新鮮な右大腿骨の近位部、前方からの図)
J0330 (右の股関節:前方からの図)
J0331 (右の股関節:後方ろからの図)
J0497 (右大腿の筋:腹側からの図)
J0498 (右大腿の筋:腹側図)