基節骨
基節骨は、手や足の指の骨の一部です。手の基節骨には、以下の特徴があります:
- 掌側は平坦で、手背側は横方向に凸形状を呈しています
- 屈筋の線維性腱鞘が付着するための鋭利で粗造な縁を持っています
- 構造的には以下の部分から成ります:
- 体(corpus)
- 遠位端にある頭(caput)
- 近位端にある底(basis)
- 頭部には、滑車状の関節面があります(滑車とも呼ばれます)
- 底部には横長の楕円形の凹状関節面があり、中手骨と関節を形成しています
- 基節骨の中で、第3指のものが最長です
基節骨は、手の指の第一関節(近位指節間関節)より近位に位置し、中手骨の遠位端と関節を形成する骨です。
J0202 (右の第三指の中手骨と指節:手の背面からの図)
J0203 (右の手骨:手掌側からの図)
J0204 (右の手骨:手の背側からの図)
J0324 (右手の第3指の中手骨と関節、および靱帯、橈骨側からの図)
J0486 **(**右手の掌側骨間筋)