鋤骨
鋤骨は、以下の特徴を持つ骨です:
- 四辺形の鋤の形をした骨で、骨鼻中隔の下部と後部を形成します
- 上縁は篩骨垂直板と鼻中隔軟骨に接しています
- 後上縁は鋤骨翼となり、蝶形骨体底の蝶形骨吻をはさみます
- 下縁は上顎骨および口蓋骨の鼻稜に接しています
- 後下縁は遊離縁をなし、後鼻孔の開口部を左右に分けています
「Vomer」という名称は「鋤の刃」を意味し、その形状に由来しています
J0044 (篩骨、垂直板:左方からの図)
J0051 (鋤骨:左方からの図)
J0052 (鋤骨:前面からの図)
J0094 (頭蓋骨の前頭断、後方からの図)
J0097 (左方からの鼻腔、骨性鼻中隔)
J0414 (右側の咀嚼筋、背側からやや内側からの図)