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交感神経の構造は、神経細胞と神経線維という本質的な成分に加え、結合組織と血管も含んでいる。
神経細胞の特徴
神経線維の構造
副細胞と結合組織
[図574] 交感神経細胞(黒色)と副細胞(着色)
ヒトの腹腔神経節から採取(Ph. Stöhr jr.、1939年)。拡大倍率:200倍。
[図575] 交感神経細胞とその被包形質胞体(Hüllplasmodium)
ヒトの上頸神経節から採取(Ph. Stöhr jr.、1939年)。拡大倍率:500倍。
[図576] 交感神経細胞(樹状突起dと神経突起nを有する)。e:側枝cの終末分枝(細胞周囲網、Perizellulares Geflecht)。f:別の細胞からの線維、側枝cがここから出ている。(SALAによる)
[図577] 交感神経細胞
1:細胞体。2~4:隣接する交感神経細胞の細胞体。これらは細胞1の樹状突起(d)の終末分枝によって形成された細胞周囲の籠(perizellulare Körbe)内に包まれている。n:神経突起。(Retziusによる)
[図578]交感神経細胞の諸型, 成長したウマの上頚神経節よりえたもの
A: 短い突起が密な叢を形成する細胞。B: 細く短い分枝した突起を持つ細胞。C: 神経突起。D: 少数の短い、もじゃもじゃした毛状の突起を持つ細胞。F: 繊細な少数の突起を持つ細胞。G: 2つの隣接細胞を囲んで終わる2本の突起を持つ細胞。(Cajal)