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片山正輝
目次(III. 脈管系)

A12_0252(総頚動脈)Common carotid artery
基本構造と走行
- 右総頚動脈は腕頭動脈から、左総頚動脈は大動脈弓から分岐しており、左側は右側より4~5cm長い
- 気管と喉頭の両側を上行し、甲状軟骨上縁の高さで内頚動脈と外頚動脈に分岐する
- 分岐部までは枝を出さず、太さは一定である
- 頭部への主要な血液供給血管である
構造と関連器官
- 頚動脈小体は分岐部後方に存在する
- 頚動脈洞は内頚動脈起始部に位置し、血圧を感知する
- 内頚静脈、迷走神経とともに頚動脈鞘内を走行する
- 分岐部の内頚動脈洞は壁が薄く、豊富な神経終末を有する
- 頚動脈三角において拍動を触知できる
変異
- 分岐点の位置には個人差があり、特に頚が短い人では通常よりも上方に位置することがある
- まれに上甲状腺動脈、喉頭動脈、下甲状腺動脈などの枝を分岐することがある

J0530 (心臓の拡張時、胸肋面の腹頭図)

J0426 (頭側から見た気管始部を通る頚部の断面図)

J0549 (心臓の動脈、正面上方からの図)

J0552 (心臓の静脈:腹頭方からの図)

J0556 (大動脈弓とその枝:左前方からの図)

J0557 (頚部浅層の動脈:右前方からの図)

J0558 (喉頭と舌の動脈:右側からの図)

J0564 (頚深部の動脈、右方からの図)

J0572 (右の鎖骨下動脈:右側からの図)

J0573 (腹部前壁の動脈:背面図)

J0584 (胸大動脈、腹側図)

J0609 (頚部の深部静脈:右側からの図)

J0612 (頚部の静脈、腹側図)

J0913 (下顎神経の分岐、深層:右方からの図)
左右の総頚動脈の起始部は異なる。右総頚動脈は右の胸鎖関節の高さで腕頭動脈から、左総頚動脈は大動脈弓の最も高い位置で腕頭動脈に近接して出る。このため、左総頚動脈は右より4〜5cm長い。