https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
片山正輝
目次(V. 神経系)
側脳室の壁は以下のように構成されています:
- 前角:
- 内側壁は透明中隔で形成されています
- 外側壁は尾状核頭によって構成されています
- 前壁および上下壁は脳梁によって形成されています
- 中心部:
- 上壁は脳梁幹によって形成されています
- 下壁は外側から内側に向かって、尾状核尾、分界条、付着板、側脳室脈絡叢、脳弓体で構成されています
- 後角:
- 下角:
- 上外側壁は主に脳梁膨大から放散する脳梁線維(壁板)からなります
- 下壁には側副溝による隆起(側副隆起)があります
- 内側壁の上部には尾状核尾および分界条があります
- 内側壁の下部には側脳室脈絡叢と海馬采があります
これらの壁構造は側脳室の形状を決定し、周囲の脳構造との関係を示しています。
a)前頭角(前角) Cornu frontale
b)頭頂部(中心部) pars parietalis
c)後頭角(後角) Cornu occipitale
d)側頭部(下角) Pars temporalis