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目次(IV. 内臓学)

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漿膜嚢は4つあり、2つは不対、2つは対をなしている。不対のものは心膜嚢と腹膜嚢、対をなすものは左右の胸膜嚢である。これらの嚢を形成する漿膜は、心膜Pericardium, Herzbeutel、左右の胸膜Pleurae, Brustfelle、および腹膜Peritonaeum, Bauchfellである。これらの漿膜に囲まれた空間は、それぞれ心膜腔Cavum pericardii, Perikardialhöhle、胸膜腔Cava pleurae, Pleurahöhlen、腹膜腔Cavum peritonaei, Bauchfellhöhleと呼ばれる。心膜と左右の胸膜は、それらに包まれた諸器官とともに胸腔Cavum thoracis, Brusthöhle内に位置し、腹膜は腹部内臓とともに腹腔Cavum abdominis, Bauchhöhle内に存在する。

I. 心膜 Pericardium, Herzbeutel

II. 胸膜腔 Cava pleurae

III. 腹膜 Peritonaeum, Bauchfell