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目次（IV. 内臓学）
基本構造
- 腹膜は腹腔と骨盤腔を覆う最大の漿膜であり、腹膜腔という袋状構造を形成する
- 腹膜液を分泌することで、器官の滑らかな動きを可能にする
- 壁側腹膜（体壁に属する部分）と臓側腹膜（内臓を覆う部分）の2つに分類される
主要な構造物
- 腸間膜は腸管を腹壁に固定し、血管や神経の分布を包む大きな腹膜のひだである
- 大網は胃の大弯から下方へ伸び、腸を前方から覆う前掛け状の構造である
解剖学的特徴
- 男性の腹膜嚢は完全に閉鎖しているが、女性では卵管を介して外界と連絡している
- 腹膜は肝臓・胃・大腸・小腸・生殖器の5つの主要な嚢を形成する
- 腹膜の微細構造は他の漿膜と同様で、平滑筋・血管・神経を含む
A. 概観 Übersicht
B. 5つの腹膜嚢の観察 Beobachtung der fünf Bauchfellsäcke
C. 腹膜の微細構造 Mikroskopische Struktur des Peritoneums