1074 (鼻粘膜の広がり)
Effie A. Readによる。(鼻中隔は上に折り返され、その上と側壁には嗅覚領域が黒色で記されています。)

J1074 (鼻粘膜の広がり)
- 黒く塗られている部分が「嗅上皮(嗅覚領域)」です。鼻中隔の上部と、鼻腔の天蓋から上鼻甲介周辺に分布します。具体的には、篩骨篩板周囲、蝶篩陥凹、上鼻甲介の上面から側壁上部、鼻中隔上部に相当します。
- 黒くない広い領域は「呼吸粘膜」。線毛円柱上皮と豊富な鼻腺・静脈叢をもち、加温・加湿・除塵を担います。
- 図では鼻中隔が上方へ折り返され、嗅覚領域の位置関係(中隔上部と側壁上部に限局すること)が強調されています。
位置づけの覚え方
- 嗅覚は「最も高いところ」。上鼻甲介のレベルより上、鼻中隔の上縁、鼻腔天蓋付近に集中。
- それ以外は基本的に呼吸粘膜と考えると整理しやすいです。
アノテーション
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A06_0035(鼻粘膜;粘膜(鼻の)) →Tunica mucosa nasi; Membrana mucosa nasi【鼻粘膜;粘膜(鼻の)】Nasal mucosa; Mucous membrane of nose (A06_1_02_017)