1012 (右の眼窩隔膜:前方からの図)

J1012 (右の眼窩隔膜:前方からの図)
拡大:4:3.(眼輪筋は剥離されています。)
この図は右の眼窩隔膜を前方から見た解剖図です。眼輪筋は剥離されており、4:3の拡大で描かれています。
主な構造は以下の通りです:
- 眼窩隔膜(01)は眼窩の前方を覆う線維性の膜構造です
- 上下の瞼板(02, 05)があり、その中には瞼板腺(03)が含まれています
- 外側眼瞼縫線(04)は側方に位置しています
- 神経の走行が明確に示されており:
- 眼窩上神経(07)とその内側枝(09)
- 滑車上神経(10)
- 滑車下神経(11)
- 眼窩下神経(17)が観察できます
- 骨性の指標として前頭骨(08)、頬骨(06)、上顎骨の前頭突起(12)、上顎体(16)が示されています
- 内側には涙嚢(13)と内側眼瞼靱帯(14)が位置しています
- 眼瞼裂(15)は上下の瞼の間の開口部として示されています
アノテーション
01
A15_0168(眼窩中隔)Orbital septum →Septum orbitale【眼窩隔膜;眼窩中隔】Orbital septum (A15_2_07_003)
02
A15_0204(上瞼板)Superior tarsus →Tarsus superior; Tarsus palpebrae superior【上瞼板】Superior tarsus (A15_2_07_038)