0967 (右足底の皮神経、下方からの図)
1. 概要
- この図は、右足底の皮神経を下方から描写したものであり、足底腱膜は前部において除去されている。
2. 主要な神経構造と走行
- 脛骨神経から分岐する主要な神経として、内側足底神経と外側足底神経が存在する。
- 外側足底神経は、浅枝を介して足底の外側部を支配し、皮膚感覚を司る。
- 内側足底神経は、総底側趾神経として分枝し、足底の内側部を支配する。
- 固有底側趾神経は、各足趾に分布する末梢神経として、個々の趾の感覚を支配する。
3. 解剖学的構造との関係
- 母趾外転筋は、神経走行の重要なランドマークとなり、特に内側足底神経の走行経路に密接に関連している。
- 足底腱膜は、神経走行の解剖学的基準点となる重要な構造物であり、その前部の除去により深部の神経走行が明確に観察できる。
- これらの神経は、皮下脂肪組織内を走行しながら、各支配領域へと分布している。

J0967 (右足底の皮神経、下方からの図)
(足底腱膜は前部で取り除かれています。)
00
A01_0247(足底)Sole →Planta; Regio plantaris【足底部;足底】Sole; Plantar region; Sole of foot (A01_2_08_025)