0763 (甲状腺、近隣の臓器に対する位置：背面からの図)

J0763 (甲状腺、近隣の臓器に対する位置：背面からの図)

（両側の外部および内部の頚動脈は少し外側に回転しているため、その内側面に接している頚動脈腺がはっきりと見えます。）

この図は甲状腺とその周辺の臓器を背面から見た解剖図です。主な構造は以下の通りです：

• 反回神経が左右に位置しています（01）
• 中央上部に喉頭蓋（02）があります
• 両側に外頚動脈（03）と内頚動脈（04）が走行し、その間に頚動脈小体（05）があります
• 総頚動脈（06）が左右に見られます
• 甲状腺の両側に上上皮小体（07）と下上皮小体（10）が位置しています
• 中央に甲状腺（08）があり、その右葉（09）が示されています
• 下甲状腺動脈（11）と下喉頭神経（12）が確認できます
• 中央下部には食道（13）と気管（14）が位置しています

この図の特徴として、両側の外部および内部の頚動脈が少し外側に回転しているため、その内側面に接している頚動脈小体がはっきりと見えます。

アノテーション

01

A14_1642（反回神経）Recurrent laryngeal nerve →Nervus laryngeus recurrens; Nervus recurrens【反回神経】Recurrent laryngeal nerve (A14_2_01_166)

• J0759 (左の胸腔と縦隔、肺および胸膜の除去：左側からの図) _18; J0760 (胸骨を通る水平断面：上方からの図) _17; J0763 (甲状腺、近隣の臓器に対する位置：背面からの図)_01; J0923 (頚部の右迷走神経：右側からの図)_34; J0924 (胸腔および腹腔にある左迷走神経：左側からの図)_31; J0931 (横隔神経：前面からの図)_06a; J0976 (右交感神経の胸部網状組織、右前方からの図)_34

01a