椎間構造
- 椎間円板は第2頚椎から仙骨まで存在し、軟骨層、線維輪、髄核からなる3層構造を持つ
- 弓間靱帯は弾性組織で構成され、脊柱管を閉鎖するとともに脊柱の運動を制御する
- 棘間靱帯と棘上靱帯は棘突起間を結合し、頚部では項中隔を形成する
脊柱全体の靱帯
- 前縦靱帯は椎体前面を走行し、下方に向かうほど強大となる
- 後縦靱帯は脊柱管前壁に位置し、椎間円板部で幅広くなる
脊柱の構造と機能
- 成人の脊柱の長さは約72~75cmであり、身長の約45%を占める
- 脊柱は前屈、後屈、側屈、回旋が可能で、部位によって可動域が異なる
- 脊柱には複数の生理的弯曲(頚部・胸部前弯、腰部・仙骨後弯)があり、バネのように荷重を支持する
1. 各脊椎間の靱帯 Ligamente zwischen den Wirbeln
2. 脊柱全体の靱帯 Bänder der gesamten Wirbelsäule
3. 全体としての脊柱 Die Wirbelsäule als Ganzes
4. 脊柱の力学 Mechanik der Wirbelsäule