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片山正輝
目次(II. 筋系) 、筋系の図譜

頚筋膜の基本構造
- 頚部には浅頚筋膜、中頚筋膜、深頚筋膜の3層の筋膜が存在する
各層の特徴と走行
- 浅頚筋膜は広頚筋の深部に位置し、下顎骨下縁前部、舌骨、鎖骨上縁に付着する
- 中頚筋膜は舌骨から胸骨・鎖骨まで延びる丈夫な結合組織板である
- 深頚筋膜は頭蓋底から深頚筋の前面を下行し、胸腔まで達して胸内筋膜と連続する
重要な解剖学的空間
- 胸骨上隙は浅頚筋膜と中頚筋膜の間に位置し、頚静脈弓が通過する
- 臓腔は浅頚筋膜・中頚筋膜の内側部と深頚筋膜との間に存在し、咽頭、食道、喉頭、気管、甲状腺を含む
- 椎前隙は深頚筋膜と骨・筋との間に存在する、疎性結合組織で満たされた空間である
頚部には3葉の筋膜が区別される。すなわち浅頚筋膜(Fascia colli superficialis)、中頚筋膜(Fascia colli media)、深頚筋膜(Fascia colli profunda)である。浅葉は概して薄いが、一部の箇所では比較的丈夫になっている。一方、深葉および椎前筋膜はより固く、所々で腱のような光沢を呈している。
1. 浅頚筋膜 Fascia colli superficialis
2. 中頚筋膜 Fascia colli media
3. (椎前)深頚筋膜 Fascia colli profunda (Praevertebralis)