舌骨舌筋

舌骨舌筋は長方形筋板として、舌骨大角、舌骨体小部、および舌腱膜の外側縁の間に広がります。下縦舌筋(内舌筋)および(存在する場合は)小角舌筋によってオトガイ舌筋から隔てられ、外側では顎舌骨筋、顎二腹筋、および茎突舌骨筋によって被われています。

日本人のからだ(島田和幸 2000)によると

側頭骨茎状突起から始まり、舌骨舌筋の外側で舌の外側縁に沿って進み、舌尖に達します。舌を後方に引きます。茎突舌筋の起始については小池・高山 (1958)の報告があり、茎状突起の下1/3から始まるものが66.6%と最も多く、次に下端から始まるものが26.7%、下1/2から始まるものが6.7%だとされています。