智歯 Dens molaris tertius

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J0641 (永久歯:唇または頬側からの図)

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J0642 (永久歯:舌側からの図)

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J0643 (右側上顎の永久歯:接触表面; 側面からの前歯、後部からの後歯)

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J0649 (下顎の永久歯:上方からの図)

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J0650 (上顎の永久歯および口蓋の粘膜、下方からの図)

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J0651 (永久歯列:右側からの図)

第3大臼歯(智歯、親知らず)は、各顎の最後方に位置する永久歯です。上顎では第8番、下顎では第8番に相当します。智歯は人類の進化過程において退化傾向を示す歯種であり(Carlson and Van Gerven, 1977)、現代人では萌出異常や先天欠如が高頻度で観察されます(Carter and Worthington, 2016)。解剖学的には以下の特徴があります:

智歯は進化の過程で退化傾向にあり、先天的欠如も比較的多く見られます(Carter and Worthington, 2016)。また、完全に萌出した智歯でも口腔内最後方に位置するため清掃が困難であり、齲蝕や歯周病のリスクが高い歯種です(Elter et al., 2004)。さらに、智歯の存在が口腔衛生管理を困難にし、全身の健康状態にも影響を及ぼす可能性が示唆されています(Fisher et al., 2012)。

参考文献