0649 (下顎の永久歯:上方からの図)

J0649 (下顎の永久歯:上方からの図)
(下顎枝は切り取られています)
これは「下顎の永久歯:上方からの図」を示す解剖学的図です。図では下顎骨に植立した永久歯が上から見た状態で描かれており、下顎枝は切り取られています。
図中に示されている主な構造は以下の通りです:
- 01. 切歯:前方中央に位置する歯で、01a(側切歯)と01b(中切歯)に分かれています。
- 02. 犬歯:切歯の外側に位置する尖った形状の歯です。
- 03. 小臼歯:犬歯の後方に位置し、03a(第1小臼歯)と03b(第2小臼歯)があります。
- 04. 大臼歯:小臼歯の後方に位置する大きな臼歯で、04a(第1大臼歯)と04b(第2大臼歯)があります。
- 05. 智歯:最も後方に位置する第3大臼歯で、俗に「親知らず」とも呼ばれます。
- 06. 歯冠結節:歯の咬合面に見られる隆起部分です。
また、歯の各表面についても以下のように示されています:
- 07. 舌面:歯の舌側に面する表面
- 08. 外側接触面:切歯や犬歯の側面で隣接する歯と接触する面
- 09. 咬合面:上下の歯が咬み合う面
- 10. 頬側面:頬に面する歯の表面
- 11. 後接触面:小臼歯や大臼歯の後方で隣接する歯と接触する面
アノテーション