短小趾屈筋 Musculus flexor digiti minimi brevis pedis

短小趾屈筋は、足の小趾(小指)を動かす筋の一つです。この筋の解剖学的特徴について詳述します(Gray, 2020; Standring, 2015):

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J0275 (右足の骨:足筋の起こる所と着く所を示す足底側の図)

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J0517 (右足底の筋)

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J0518 (右足底の筋(第2層))

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J0519 (右足の足底の筋(第3層))

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J0523 (右足の骨間筋:足底からの図)

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J0526 (右足底の腱鞘は赤い物質で注入された図)

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J0968 (右足底の深部神経、下方からの図)

解剖学的特徴

起始:

停止:

神経支配:

機能:

この筋は、足の小趾の動きを制御する上で重要な役割を果たしています(Neumann, 2017)。また、人間では小趾対立筋が短小趾屈筋の弱い分束としてのみ存在し、その停止部でしか確認できないことも特筆すべき点です(Williams et al., 2019)。

臨床的意義

短小趾屈筋は足部の外側縦アーチの維持と外側縁の支持に重要な役割を果たし、歩行時の姿勢制御において補助的ながら不可欠な機能を担っています(Kendall et al., 2010; Neumann, 2017)。

機能不全と臨床症状

この筋の機能不全は、以下のような臨床症状に関連します: