外腹斜筋
外腹斜筋は、腹部の側面と前面を覆う大きな扁平な筋肉です。以下に主な特徴をまとめます:
- 起始:下部8肋骨の外側面
- 停止:
- 下部肋骨から生じる厚い筋線維は腸骨稜の外唇前半部に付着
- 残りは前腹壁の広い腱膜に移行
- 機能:
- 神経支配:下部6胸神経と上部2腰神経の前枝
- 血液供給:上下腹壁動脈の筋枝
外腹斜筋は3つの側腹筋のうち最も表層に位置し、最広範囲を占めます。その筋線維は下内側に向かって斜走し、腹部の形状と運動に重要な役割を果たしています。
J0215 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す外側からの図)
J0216 (右の寛骨:筋の起こる所と着く所を示す前外側少し下方からの図)
J0395-0401 (筋の形状)
J0427 (広頚筋を除去した後の右胸部の筋:腹側図)
J0433 (横隔膜:腹腔からの図)
J0435 (腹筋:右側前方からの図)